この映画、非常識の肯定。
こんばんはkazuです。
大西洋の上でうまれ、
一度も船を下りなかったピアニストの伝説。
ナインティーンハンドレッドの存在=業の肯定
この映画って、非常識な事を肯定してる。
- 船を下りることなく成長する。
- 寝ている彼女にキスをする。
- 死ぬの解っているのに船に残る
人はどっか非常識な事に惹かれる。
それは『落語』であり『映画』である。どちらも相手から来るモノではなく、自分から
好んで行くものだ。それだけ魅力的なのだろう!
船の上を自分の世界、陸を社会とした時、
社会というものを批判しているようだ。
船の上では非常識な事も理解されるが、陸に上がれば常識と言うモノを押し付け
られる。
ナインティーンハンドレッドの存在さえ批判される。
常識が悪いわけではない。非常識と言うモノがあるから、どれだけ常識が大事なのか
を教えるべきであり、常識だけでは本質がわからない。
きれいな事をいうばかりでなく、非常識な事を受け入れていかないと、
本当の常識はわからない。
業の肯定をしているモノを楽しみ、学ぶのだ!