バスって何mでワカサギを?
『どうしたらもっと釣れるか?』
バスもいろいろなルアーがあって迷うけれど、
ワカサギの仕掛けって色々ありすぎて迷いますよね?
仕掛け
最近使ってるのが『時短 ワカサギ7本鈎』。
全長88cmで『エダスの間隔』が10、12cm。
今回買ってきたのがこれ⇩
『遊々ワカサギ ショート7本狐』
全長120cmで『エダスの間隔』が15、17cm。
二つの違いで注目したのが『エダスの間隔』。
つまり、針と針の間隔の長さです。どれだけ釣果を左右するのかと楽しみです。
間隔の長さ
※ダイワのワカサギブログより引用
では、間隔の長さのでどのような効果(結果)があるのか?
エダス間隔狭い(短い) → 長所 魚を呼び寄せる力が強い
短所 避けられてしまう
エダス間隔広い(長い) → 長所 避けにくくなる
短所 魚を呼び寄せる力が弱い
仕掛けのエサは、誘いをすることで連動して同時に動きます。
上下に誘いをいれれば、エサは同時に上下に動くことになります。
これは、遠くからやってくるワカサギにはアピールできますが・・・・・・
逆に、近くに来たときは連動して動くことで、大きな物体にでも見えるのでしょうか?
エサ同士の間隔が狭いと仕掛けを避けられてしまいます。
よく、隣は入れ食い!自分はさっぱり?なんて場面ありませんでしょうか?
実は、水中の中ではこのような現象が起きているのではないかと思います。
つまり、その時のワカサギの状態に合ったエダス間隔にすればよく釣れるということになります。
僕が、エダス間隔の長さを選択している基準は・・・・・・・・
魚群の密度に合わせる!
つまり・・・・・
魚群の密度が濃い(狭い) → エダス間隔の狭い(短い)
魚群の密度が薄い(広い) → エダス間隔の広い(長い)
さらに説明すると・・・・・・
魚が小さい → 視野が狭い+テリトリー範囲が狭い = 魚群の密度が濃い(狭い)
魚が大きい → 視野が広い+テリトリー範囲が広い = 魚群の密度が薄い(広い)
というのを基本にしています。
しか~~~し!もっと魚群の密度に密接した要素があります!それは・・・・・・
外敵!
つまり、ワカサギを食べる魚(フィッシュイーター)の有無が、魚群の密度を濃くしたり
薄くしたり、魚群の規模を大きくしたり、小さくしたりしているのだと思われます。
代表的なワカサギを食べる魚は・・・・・・
ブラックバス・スモールマウスバス・イワナ・ヤマメ・サクラマス・ウグイ・ニゴイ など
特に、バスやトラウトはワカサギの魚群を取り囲みながら一緒に回遊しています。
時々群れからはぐれたワカサギに襲い掛かりながらお腹を満たしているようです。
僕は桧原湖へ春~秋まではバスフィッシング、秋~冬はワカサギ釣りと年中湖上に
浮いていますが、毎年ワカサギ釣りをしていてよく釣れる仕掛けの傾向が変わったり
同じ桧原湖でもエリアによってよく釣れる仕掛けが違っていたりと、いつも疑問に思って
いました。ですが、「外敵」の要素で当てはめていくことでつじつまが合うようになりました。
外敵の多い水深 浅場~12・13mあたり → 魚群の密度が濃い(狭い)
外敵の少ない水深 15m~深場 → 魚群の密度が薄い(広い)
水深が浅くても外敵が少なければ → 魚群の密度が薄い(広い)
更に食性の強い外敵(トラウト類) → 魚群の密度が濃い(狭い)
といった傾向があるようです。
津久井湖の傾向
この記事を読んで前に書いた記事の通り、西湖と津久井湖では狙っている水深の違いで行動パターンが変わるのは当たり前だ。
津久井湖で狙ってる水深は30m付近。外敵が少ない水深になるので、
ワカサギの密度が薄いので『エダスの間隔』が長い物の方が有利になる。
長竿で長い仕掛けをオススメしている。
オススメの道具なんですが、シーズンを通して比較的深い釣りとなりますので
タナ取りが楽な長い仕掛を使っていただくのがベストです。
写真の仕掛けは市販されている一番長い仕掛で各メーカー共に
針の数が14本で長さが約2mです。出来れば最低でもこの仕掛を使って下さい。
仕掛が長いので竿もこの長仕掛がさばける長さ前後の竿が必要となりなす。
オススメはワカサギ用の2m以上の長竿、又は海で防波堤などで使う柔らかめ
2号~3号前後の磯竿や波止竿でも結構です。
竿の数も最低3本はご用意下さい。仕掛のタナをずらして幅広く攻めた方が
タナ探りに有利です。
ワカサギを単純にたくさん釣りたい人は長竿でやった方がいいと思う。
普段はバス釣りやってて、勉強のためにワカサギやる人は電動リールでやる事を
オススメする。
自分も電動リールでやっているので、最長でもこれくらいと思い、
『遊々ワカサギ ショート7本狐』でやってみようと思う。
仕掛けが長くなることで、穂先の延長も必要になるかもしれないな。